J-STARメンバー

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氏名
中坊周一郎
Name
Shuichiro Nakabo
メールアドレス
shuichiro.nakabo.j36 at kyoto-u.jp
学歴
MD, PhD
所属
Systemic Autoimmunity Branch, NIAMS, NIH
所属先住所
10 Center Drive Room12S239, Bethesda 20892, USA
所属学会
日本リウマチ学会、日本臨床免疫学会、日本内科学会
留学先
NIAMS/NIH
研究分野
自然免疫
サイトカイン・ケモカイン・生理活性物質
エピジェネティクス
関節リウマチ
SLE・抗リン脂質抗体症候群
研究紹介
基礎的研究と臨床に近い研究の2本を進めています。 前者としてタンパクカルバミル化について研究を行っています。カルバミル化はリウマチ疾患の分野では自己抗体産生に関連する翻訳後修飾として知られ、今まで非酵素的かつ不可逆的でタンパクの劣化につながる反応と捉えられていました。しかし、何かの目的をもって制御されている可能性を示す知見が得られました。転写制御などに関わっている可能性があると考え、全く新しい分野が開ける可能性に期待して研究しています。 一方後者としてはマウスモデルを用いて好中球とIFN応答に注目しながらSLEの病態解析を行っています。特に比較的最近報告されたType III IFNの働きに注目しています。Type I IFNのSLEにおける働きについては多数の報告があり新規治療薬もありますが、Type IIIは知見が乏しく、今後のSLE治療に重要になると考えて解析を続けています。
メッセージ
「少年老い易く学成り難し」とは蓋し名言ですが、痛感するのは中年になってからという悲しい人間の性を実感する日々です。
論文
タイトル
Clinical and etiological meaning of anti-carbamylated protein antibodies in rheumatoid arthritis
著者
Shuichiro Nakabo
掲載雑誌名
Immunol Med 41(4):147-153
掲載年月
2018/12
留学体験記
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