氏名
河野通仁
Name
Michihito Kono
メールアドレス
m-kono at med.hokudai.ac.jp
学歴
2006年 北海道大学医学部医学科卒業
2014年 北海道大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了(博士(医学))
2014年 北海道大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了(博士(医学))
所属
北海道大学病院 リウマチ・腎臓内科
所属先住所
札幌市北区北15条西7丁目
所属先URL
所属学会
日本内科学会(認定医、専門医、指導医)
日本リウマチ学会(専門医、指導医、評議員)
日本免疫学会
日本臨床免疫学会(免疫療法認定医)
日本炎症・再生学会
日本リウマチ学会(専門医、指導医、評議員)
日本免疫学会
日本臨床免疫学会(免疫療法認定医)
日本炎症・再生学会
留学先
Beth Israel Deaconess Medical Center
Harvard Medical School
Harvard Medical School
研究分野
T細胞
滑膜線維芽細胞・間葉系細胞
SLE・抗リン脂質抗体症候群
滑膜線維芽細胞・間葉系細胞
SLE・抗リン脂質抗体症候群
研究紹介
IL-17産生CD4 陽性細胞(Th17)は乾癬、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、関節リウマチなど、多くの自己免疫性疾患の病態に関わっています。近年、細胞内で利用されているエネルギーが細胞毎に異なり、これらの細胞内代謝が治療ターゲットとなりうることが明らかになってきました。私はT細胞の細胞内代謝に注目し、解糖系やグルタミン代謝がTh17の分化に重要であること、全身性エリテマトーデスや多発性硬化症モデルマウスの治療ターゲットとなりうることを示してきました。自己免疫性疾患の中には難治性な病態や既存薬剤による副作用が問題となっており、細胞内代謝をターゲットとした新規治療開発を目指して研究を進めています。
メッセージ
自己免疫性疾患である膠原病を専門に診療しています。診療で感じた疑問や改善点を臨床研究と基礎研究の両輪で解決し、患者さんの未来に繋げていきたいと考えています。
論文
- 著者
- Kono M, Yoshida N, Maeda K, Suárez-Fueyo A, Kyttaris VC, and Tsokos GC
- 掲載雑誌名
- Arthritis Rheum 71(11):1869-1878
- 掲載年月
- 2019
- 著者
- Kono M, Maeda K, Stockton IG, Pan W, Umeda M, Katsuyama E, Burbano C, Orite SYK, Vukelic M, Tsokos MG, Yoshida N, Tsokos GC
- 掲載雑誌名
- JCI Insight 4(12). pii: 127395
- 掲載年月
- 2019
- 著者
- Kono M, Yoshida N, Maeda K, Skinner N, Pan W, Kyttaris V, Tsokos MG, Tsokos GC
- 掲載雑誌名
- Proc Natl Acad Sci U S A 115(37):9288-9293
- 掲載年月
- 2018
- 著者
- Kono M, Yoshida N, Maeda K, George C Tsokos
- 掲載雑誌名
- Proc Natl Acad Sci U S A 115(10):2478-2483
- 掲載年月
- 2018/3
- 著者
- Kono M, Yasuda S, Stevens R, Koide H, Kurita T, Shimizu Y, Kanetsuka Y, Oku K, Bohgaki T, Amengual O, Horita T, Shimizu T, Majima T, Koike, Atsumi T
- 掲載雑誌名
- Arthritis Rheum 67(2):396-407
- 掲載年月
- 2015